YAMAHA
SG800S

2007年7月15日ヤマハのSG800Sを
改造する目的でヤフオクで落札しました。
ところがこれがまたひどい品物で
ある意味高い買い物をしてしましました。
こうみるとパッと見、良い感じですが
ピックアップは違うSGのものだし、
エスカッションのビスはバラバラのものだし
ペグに至ってはビスがないものもありました。
いやーホントこれはジャンク以上にひどかった。
早速分解して中身を確認使える部品と使えない部品を
見極めたりしました。
分解してみてビックリ!
ピックアップはSG1000-24用だし、
配線自体も基本が全くなっていなく必要ない
ワイヤリングをされているし
どんな素人がやったのか知りませんが
汚くガムテープやマスキングテープを代用していて
素人の自分でもこんな配線しないです。
とりあえずバラバラにして「まな板の鯉」状態に。
「さてこれからどうしますか?」と我が社の電気担当T君
バイクや車の改造や電気の配線などは
今までお手の物でしたが
ギターの改造は初めてとのこと。
ましてギターを弾いたことがない彼には
ギターの構造など知るよしもなかったのですが
「塗装を塗り直して、弾きやすいように左用にして!」
と伝えて作業開始!!
じゃまず埋められている穴を開けて埋め直しましょう
しかしこんなやり方どうすれば考えつくのだろう??
変なプラスチックの板を裏から張り付けているだけで
それもちゃんと丸く切っているわけではなく適当に
穴埋めだけされていました。
次に塗装を落とし
ボリュームやトーンのポットの穴をパテで埋め
乾いたら再びペーパーでならします。
打ち傷、へこみなども結構あるのでせっかく塗装し直すのだから
へこみなどもパテで埋めペーパーでならして
サーフェーサーを塗ります。
サーフェーサーが乾いたら、いよいよ本塗りです。
この段階だと思った色と違う気がします。
が、T君を信じて任せます。
塗装が乾いたら、次はクリアを吹きます。
そしてクリアが乾いたらペーパーの
800番→1000番→1200番→1500番→2000番で
磨いて、最後にバフをかけます。
いかがでしょうか?この輝き!
ちなみにこの塗料はスーパーオートバックスで買ってきた
スバル用の「バイオレットブルーマイカ」という色です。
ですからこのSGはスバルの車と同じ色になりました(笑)
早速弦を張って試し弾きをしようとしたら1弦が切れてしまい
とりあえず写真撮影だけでもと思い撮影しました。
もちろんBENは左利きなのでこのような変なボリュームスイッチ
トグルスイッチの位置になりました。
実際弾いてみるとやっぱりこの位置は弾きにくいです。
改良の余地がありますね。
次回はもう少し考えてから時間を掛けてやってみます。
太陽の下で撮影するとこんな感じの色です。
思ったより弾きやすくサスティーンの伸びもあって
SG1000とはまた違った良さを発見させられました。
そして何よりSG1000より軽いのが良いです。

今回の改造をするきっかけとなり、お世話になった
K-STUDIOさんにはとても感謝しています。
是非みなさんもお邪魔してみてください。
絶対改造してみたくなりますよ!
次はもっと勉強して少しでもK-STUDIOさんのように
上手に出来るよう頑張ります。
(といっても塗装、配線などほとんどが
我が社電気担当のT君がやってくれたのですが)